阿蘇市、尾ヶ石(おがいし)地区にある、的石御茶屋跡。
豊後街道のレトロな石畳や街灯など”史跡”ならではの雰囲気と、
湧水池に映り込む木々のリフレクションが日本庭園みたいで、とってもきれいなところ。
観光名所ではありませんが、地元では知る人ぞ知る、紅葉の穴場です。
もちろん紅葉以外の時もきれいだし、水源(水汲み場)もありますよ！
ちぃ
林業ときどき農業主婦の
水源巡りが大好きなライターの ちぃ です！
この記事では、的石御茶屋跡についてご紹介します。
的石御茶屋跡について
よみかた：まといしおちゃやあと
どんなところ？
- 紅葉の穴場(見頃:11月中頃)。
- 石畳や池リフレが日本庭園みたい。
- 美味しいお水の水源あり。
- 隼鷹天満宮のすぐそば。
- 駐車場・トイレあり
入口の鳥居をくぐると、風情ある石畳の道が続きます。
ちょっと歴史の話になりますが、
実はここ、”豊後街道”という石畳が唯一そのまま残っている、阿蘇の”史跡”。
江戸時代、お殿様のご一行が、参勤交代でこの道を通っていたそうです。
その時の、旅の休憩所として使われていたのが、この”御茶屋跡”。
入口と駐車場の間にある御茶屋跡と庭園には、残念ながら今は入ることができません。
ほぼバリアフリーの石畳ですが、真ん中くらいに階段が少しあります。
奥の神社は、隼鷹天満宮。
肥後藩主の細川綱利公が建てたと言われている神社です。
リフレクションがきれいな池は、神社の右隣にあります。
紅葉だけでなく深緑もきれいですが、夏はやぶ蚊が多いので、虫除け対策は必須です。
鳥居の前あたりには、水汲み場もあります。
※ 水源自体は池の奥
北外輪山からの伏流水で、くまもと名水百選にも選ばれている美味しいお水です。
御茶屋にぴったりのロケーションだったんですね！
紅葉の見頃：11月初め〜半ば！
さてさて、池の周りの紅葉をご紹介しますね。
私はもっと小さい池かと思っていたので、最初に行った時、意外と大きな池でびっくりしました。
奥の泉から湧いた水がここにたまって、小川となって石畳沿いへ流れていきます。
例年、紅葉の見頃は11月初旬〜中旬。
この写真のように、紅葉しはじめの頃もきれいです。
池の水面に付きそうなくらい、かっこいい大きな枝ぶり。
ここが多分、的石御茶屋跡のベストスポットではないでしょうか。
紅葉シーズンも緑の木がわりと多く、赤・黄・緑のバランスが最高です。
あまりきれいに撮れませんでしたが、池には白い鯉が1匹(少なくとも)います。
運が良ければ写真に入ってくれますが、ここの鯉はなかなかそばに来てくれません。
幻想的！朝霧が立ち上る日も稀に・・・
的石御茶屋跡の池は、たま〜に朝霧が立ち込める時があります。
一気に外気温が低くなった時に水温との温度差で霧(湯気)が立ち上っているのかもしれません。
私、ちぃがいた8時頃〜9時半頃の間、消えては現れ…を繰り返していました。
湯布院の金鱗湖みたいで幻想的なので、そういうお天気の日を狙っていくのもおすすめ。
アクセス・駐車場
的石御茶屋跡は、県道149号線より外輪山側にある細い道沿いにあります。
鳥居前の広い空き地に停めるか、
鳥居から30mほど西に、駐車場(3台)とみんなのトイレがあります。
| 車 | 熊本ICから約35分。 新阿蘇大橋ヨミュールから約10分。 阿蘇神社から約20分。 |
まとめ
以上、的石御茶屋跡のご紹介でした。
ちなみに、英語では、Matoishi Tea House！
ちぃ
ティーハウスって。
石畳や池に映る木々のリフレクションがとってもきれいだし、
水源はあるし、人は少ないし、阿蘇の紅葉の穴場スポットです。
紅葉の時だけじゃなくて、緑の時も霧の時もきれいなので、ぜひ、阿蘇に来たら行ってみてね！
| 的石御茶屋跡 | |
| 住所 | 熊本県阿蘇市的石536 |
| 営業時間 | 24時間年中無休 |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | 3台 |
| トイレ | 一般・車いす用あり |
| その他 | 自販機なし・水源あり |
この記事の内容は、2021年11月時点の情報です。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
