時間:8:00〜17:00(最終入場15:45)
※ 川の増水時など急な休みあり。
インスタ映えする阿蘇の紅葉(新緑)スポットとして、ここ数年、人気のマゼノ渓谷。
地元ライターとしても、声を大にしておすすめしたい絶景スポットなのですが、”秘密の渓谷”として有名になったあまり、意外な盲点も…。
まずは、マゼノ渓谷の場所について。
Googleマップでは道路(マゼノミステリーロード)沿いになっていますが・・・
実際は、Googleマップにも載っていない牧場内のデコボコ砂利道を、行き帰り10分ほど運転します。
次に、マゼノ渓谷の歩き方について。
実は、駐車場から、”マゼノ滝”までは15分の山登りです!
マゼノ渓谷は山奥の秘境なので携帯は圏外だし、それなりの服装や靴が必要。
マゼノ渓谷は、気軽に寄れる整備された観光地ではありません。
この記事では、マゼノ渓谷の絶景スポットと合わせて、特に初めて行く方にとっての知っ得情報をまとめています。
ちぃ
林業ときどき農業主婦の
ガイド兼ライターのちぃです!
目次
マゼノ渓谷について
読み方:まぜのけいこく
どんなところ?
- 阿蘇市から車で約30分!
- 新緑と紅葉と滝の名所!
- 入場料:一人200円
- 2022年秋の一般開放:10/22(土)〜11/20(日)
- 営業時間:8:00〜15:45最終入場
- ペット同伴OK!犬のお散歩も◎!
- 駐車場・簡易トイレあり

マゼノ渓谷内の地図
マゼノ渓谷内のマップには遊歩道と書いてありますが、実は山道に近いかも。
そして、マゼノミステリーロードから駐車場までの行き帰りも、未舗装のガタゴト道です。
見頃:春と秋の一般開放と営業時間
赤牛が放牧されている牧場の中にある、マゼノ渓谷。
漢字で書くと、間瀬野です。
普段は立ち入ることができない、手付かずの自然のままの渓谷。
マゼノ渓谷は年に2回、春の新緑シーズンと秋の紅葉シーズンに一般開放されています。
日時は毎年変わるので、見頃の時に行くというよりも、一般開放された時に行くという感じ。
期間:2022年10/22(土)〜11/20(日)
時間:8:00〜17:00(15:45最終入場)
奥のマゼノ滝までは往復するだけで30分ほどかかるため、最終入場は15:45までです。
ちぃ
ご注意ください!
場所・アクセス
マゼノ渓谷は、国道212号のこの交差点を左折です。
マゼノミステリーロードへは、現在、国道212号からしか行くことができません。
立て看板がいろいろ出ていますが、国道212号からは、マゼノ渓谷、押戸石の丘まではちゃんと行けます。
マゼノミステリーロードを7分ほど走ると、通行止めに突き当たります。
Googleマップでは、この場所をマゼノ渓谷として案内しますが、実はここはマゼノ渓谷の入り口。
ここからGoogleマップにも認識されていない道を通り、さらに奥へ進みます。
車 | 熊本ICから約1時間。 大観峰から約15分。 道の駅小国から約20分。 |
注意!一方通行のデコボコ砂利道を10分弱!
こういう一方通行の細い砂利道を通って、駐車場へ向かいます。
この写真の道はまだいいほうで、実は、凸凹あり、段差あり、狭い上にカーブで坂道。
ちぃ
本当は軽トラか四駆が一番!
行きは駐車場までわりと近いけど、帰りは別ルートのガタゴト道を5分以上、運転します。
道は悪いけど、受付手前からすでにこんな絶景。
細いデコボコ道の運転に慣れていない方や、車高の低い車、大切な愛車で来られている方はご注意ください。
受付:入場料一人200円
マゼノ渓谷の入場料は一人200円・駐車場代は無料です。
車の窓越しにお金のやり取りをするので、車は降りなくてOK!
入場券はこれ!黒川温泉の入湯手形みたいで、いい記念になりますね。
駐車場代はタダ!
受付を過ぎると、すぐに広い駐車場があります。
一方通行のため、帰り道は別ルートです。
写真矢印のほう、案内に沿って、徐行運転でお帰りください。
駐車場はL字型になっていて、奥のほうにも停められます。
簡易トイレは2箇所!
簡易トイレは2箇所あります。
駐車場入り口と、渓谷入り口にもひとつずつ。
※ 手洗い用に、蛇口付きのポリタンクが設置。
山歩き用の杖もちゃんと準備されています。
最初の見どころ:ここまでならバリアフリー!
それでは、早速、マゼノ渓谷トレッキングスタート!
渓谷入り口からすぐ、木製の小さな橋があります。
ここは、360度ぐるりと見渡せる、最初の絶景ポイント。
後ろを向くと、下流側の景色もきれいです。
紅葉の時はこんな感じ。
この最初の橋辺りまでなら、わりと平地(バリアフリー)なので、年配の方や車椅子・ベビーカーでも来やすいかもしれません。
ここから先は急坂も!滝まで山道15分!
さて、ここから先は山登り。
マゼノ渓谷のいちばんの見どころ、マゼノ滝まで500mです。
時間にして約15分。
足腰には自信があるほうだけど、けっこうハード。
途中のベンチで休憩しながら登る人も多いです。
道はきついけど、途中の景色もきれい。
実はマゼノ滝は、上からも下からも滝を眺めることができます。
とりあえず、下ってみましょう。
どちらからも川辺に降りれますが、左の道のほうが階段で降りやすいかも。
一応、階段ですが、コケだらけの岩が多いので、下りた後も足元にはご用心!
マゼノ滝:マゼノ渓谷いちばんの絶景ポイント
さぁ、到着しました、マゼノ滝。
これは過去の紅葉の写真ですが、頑張って登ってきた甲斐があり、下から見上げるマゼノ滝は圧巻です。
これは2021年10月23日の写真。
ちょうど滝の真上あたりに陽が沈むので、夕方行くと、光が”シャーッ”っとなってる写真を撮れますよ♫
逆に、朝8時の開園後に直でマゼノ滝に行くと、コントラストを抑えつつ、滝だけの写真を撮れます。
時間と体力に余裕がある方は、さっきの別れ道に戻って、滝の上流にも行ってみてね!
ちぃ
沢登りもOK!長靴とゴム手袋は必須!
沢登り(沢歩き)も楽しめる、マゼノ渓谷。
沢登りで、マゼノ滝まで行って帰ってくることができます。
ちぃ
難所もあったけど、女性でも両手使えば登れます。
ただ、長靴より水深が深いところや、コケで滑りやすい岩がとても多いので、足元にはよく注意してね!!!
倒木や名もなき小さな滝を発見できるのは、沢登りならではの醍醐味。
おにぎり持って”マゼノ渓谷1日満喫”なんてのも、個人的にとてもおすすめです。
春の新緑もきれい!
マゼノ渓谷は、春の新緑の時期もおすすめ。
マゼノ滝も青々しくてきれいです。
まとめ
以上、秘密の紅葉スポット「マゼノ渓谷」のご紹介でした。
滝(川)と新緑・紅葉のコラボは、本当にここならではの独特の景色です。
沢歩きで、コケや倒木や名もなき滝を1日中見て回るという上級者コースもおすすめ。
行く時は、登山スタイルと長靴をお忘れなく!
Googleマップが案内するのはマゼノ渓谷の入り口で、実はそこから先、細いガタゴト道をしばらく車で走ります。
ちぃ
ぜひ、マゼノ渓谷、チャレンジしてみてください♪
近くの紅葉スポットはこちら

マゼノ渓谷 | |
住所 | 熊本県阿蘇郡南小国町中原 |
TEL | 南小国町観光協会: 0967-42-1444 |
入場料 | 200円/人(現金のみ) |
一般開放 | 春と秋の年2回: 2022年10/22(土)〜11/20(日) 8:00〜15:45最終入場 川の増水時は突然のお休み |
駐車場 | 数十台(無料) |
トイレ | 簡易トイレ・手洗い場あり ペットOK・途中までバリアフリー |
この記事の内容は2021年10月時点の情報(紅葉の写真は過去のもの)になります。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。