阿蘇三大氷の一つ、古閑の滝は、寒〜い冬にこそ、おすすめの絶景スポットです。
落差100mもある滝全体が岩肌に凍りつく様子は、まさに圧巻。
ちぃ
ガイド兼ライターのちぃです!
この記事では、全国的にも珍しい氷瀑、「古閑の滝」についてご紹介します。
※ 氷瀑…凍りついた滝のこと。
目次
古閑の滝とは?
読み方:こがのたき
どんなところ?
阿蘇三大氷のひとつ、「古閑の滝」。
南国九州でも見られる、珍しい氷瀑です。
しかも古閑の滝は、完成すると、氷の華や、氷の羽など、アートのような氷瀑になります。
- 落差100mの凍る滝「古閑の滝」
- 小さな滝が作り出す氷のカーテン「仙酔峡の氷柱」
- 樹氷も見れる、一面の銀世界「草千里」
古閑の滝の近くには、外輪山の上から流れ落ちる、水量の少ない滝がたくさんあります。
その中で一番見事なのが、古閑の滝。
落差100mの女滝と落差80mの男滝からなる夫婦滝になります。
長距離の雪道歩きや、登山の装備がなくても、わずか15分のプチ登山。
遊歩道がありますが、かなり急坂なので、積雪・凍結時はご注意ください。
ベストシーズンは真冬!対して、夏は?
古閑の滝のベストシーズンは、真冬!
寒ければ寒いほど美しい氷瀑になります。
地元の方によると、滝の水量次第で、氷瀑の形も毎年違うそうです。
落差100m!女滝の氷瀑
近くから見ると、こんな感じです。
ちぃ
氷の羽や氷の華をはっきりと見たい人は、双眼鏡や望遠レンズがあるといいかも。
ふつう、氷瀑といえば、まっすぐの氷柱の多いですが、
氷の華や羽のような形になる古閑の滝は、全国的にとても珍しいそうです。
途中で男滝と合流し、滝つぼはこんな様子です。
水量によって変わりますが、滝つぼは直径5mくらい。
浅くて小さいので、長靴で行くと、滝の氷を直接触ったりできます。
落差80m!男滝の氷瀑
隠れがちな男滝は、青丸の位置からだと少し見えます。
女滝よりかなり控えめですが、
真ん中あたりに、キノコみたいな面白い氷柱があります。
2024ライトアップ:1〜2月毎週(土)
古閑の滝は、例年1月中旬〜2月末の毎週(土)の18:00〜20:00にライトアップ。
2024もライトアップ開催中です!
※ 天候次第では中止
アクセス・駐車場
国道57号線から国道265号線に入ると、すぐ案内が出ています。
要所要所にサインが出ているので、案内通りに進みます。
国道57号線から、古閑の滝の駐車場まで、約5分です。
駐車場代は、ここでお支払い。
無人の時は料金箱へ。
車種 | 駐車場代 |
普通車・軽自動車 | 300円 |
マイクロバス | 500円 |
バイク | 100円 |
数十台止められる広い砂利駐車場があります。
所要時間:片道徒歩15〜20分ほど
駐車場から古閑の滝までは600m。
時間にして、滝までの所要時間は、だいたい15分ほどです。
遊歩道の様子・トイレ
では、実際に駐車場から滝まで登ってみます。
遊歩道は、駐車場の出口の左。
案内が出ているので、分かりやすいです。
トイレは、遊歩道の入り口からすぐのところにあります。
簡易水洗トイレで、夜も使えます。
※ 凍結時は使えない可能性あり。
登山用の杖も、トイレの前に準備されていました。
途中から急な坂になります。
ちなみにライトアップの時(夜間)は・・・
遊歩道も豆電球が灯されます。
携帯のライトがあれば十分なくらい明るいです。
途中にベンチもあります。
ちぃ
家族で1本でも、飲み物があると良さそうです。
ベンチを過ぎると、ようやく、女滝がチラッと。
ここから、もう少し下ります。
階段はぬかるんだり凍ったりしてるので、足元にはご用心!
行く時の注意点・あるといいもの
きれいに舗装された道とはいえ、遊歩道はかなりの激坂です。
登山用の杖は、トイレの前に用意されています。
- 動きやすく体温調節できる服装
- 飲み物
- 手袋・滑りにくい運動靴(長靴でも◎)
- 双眼鏡
まとめ
以上、阿蘇三大氷のひとつ、「古閑の滝」でした。
暖かい九州なのに、駐車場からわずか徒歩15分で見れる、氷瀑アート。
ちぃ
極寒の時ほど、見事な氷瀑を見れますよ〜♪
ライトアップの期間などは、市町村の公式ホームページ等でご確認ください。
古閑の滝 | |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨字古閑 |
TEL | 古閑の滝 観光組合: 090-1518-3530 |
ライトアップ | 例年1月〜2月毎(土)のみ 時間:18:00〜20:00 |
所要時間 | Pから急坂徒歩15分 |
駐車場 | 広い砂利駐車場(300円) ナビは「古閑の滝 駐車場」 |
その他 | トイレあり・自販機なし ペットOK・24時間年中無休 |
この記事の内容は、2022年12月時点の情報です。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。