極寒だった2020年、最高気温もマイナスという日が連続してくれたおかげで、
阿蘇の冬の絶景を楽しむことができました。
さてさて、今年はどうでしょう?
この記事では、2022年と2021年の写真を比べながら、阿蘇三大氷についてご紹介します。
ちぃ
林業ときどき農業主婦の
牧野ガイドのライター ちぃ です!
目次をクリックすると、見たいところへジャンプできます!
阿蘇三大氷について
MAP:阿蘇の三大氷
1.【古閑の滝】落差100mの氷瀑
よみかた:こがのたき
落差100mの女滝と落差80mの男滝からなる、古閑の滝。
2021年の大寒波の時は、こんなにすごかった…。
普段は水量の少ない滝だからこそ、氷瀑になりやすく、氷の華や、羽のような造形美がとても美しいです。
※ 氷瀑:凍った滝のこと。
ちなみに、こちらが、今年2022年1月13日の写真です。
たった徒歩20分で、このクラスの氷瀑を見れるのは全国的に珍しいかも。
標高は700m以上あります。
コンクリートで整備された遊歩道も、雪や凍結で滑ります。
それなりの対策をしてお出かけください。
古閑の滝 | |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町坂梨字古閑 |
TEL | 阿蘇市観光課:0967-22-3174 |
アクセス | 熊本ICから約1時間・阿蘇神社から10分 |
駐車場 | 約15台・300円/台 |
所要時間 | 1時間(滝まで山登り20分) |
持ち物など | スタッドレスタイヤ 防水・滑り止め付きの靴や軍手 |
古閑の滝についてさらに詳しく
【2024古閑の滝】凍る滝に咲く氷の華と純白の羽。ライトアップも!|阿蘇・冬2.【仙酔峡】小さな滝が作る氷柱のカーテン
よみかた:せんすいきょう
標高900mの仙酔峡入口にある、落差6mの小さな滝。
2021年の大寒波の時は、こうなっていましたが、ふだんは”涸れ滝”と言われるほど、目立たない滝です。
凍りついた巨大な氷柱の姿は、本当に圧巻。
もっと寒さが続くと、カーテンのように全体が覆われるそうです。
今年2022年1月16日はこんな様子でした。
”裏見の氷瀑”としても有名で、滝の裏側に入ることもできます。
【氷のカーテン】
また見たい、阿蘇の冬景色。
2021.1.10#阿蘇 #氷柱 #仙酔峡 #冬の絶景 pic.twitter.com/1SXGP7PXfF
— ちぃ@あそびなっせ (@chii_asobinasse) December 24, 2021
2021年12月時点で、噴火のため仙酔峡へは登ることはできませんが、橋の手前(右側)から、滝のそばへ行く道があります。
橋の手前にある仙酔峡の駐車場までは行くことができます。
ふだん滝つぼのところには厚い氷が張っていますが、部分的に氷が薄いところもあるので、ご注意ください。
仙酔峡 | |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町宮地6029 |
TEL | 阿蘇市観光課:0967-22-3174 |
アクセス | 熊本ICから約1時間10分・阿蘇神社から15分 |
駐車場 | 数十台・無料 |
所要時間 | 10分(滝は駐車場そば) |
持ち物など | スタッドレスタイヤ 防水・滑り止め付きの靴や軍手 |
仙酔峡についてさらに詳しく
【仙酔峡】ミヤマキリシマだけじゃない!年中絶景。昔は阿蘇三大観光地。3.【草千里】樹氷と雪の一面の銀世界
よみかた:くさせんり
標高は1,157m、直径約1kmの、阿蘇を代表する観光地、”草千里”も、阿蘇三大氷のひとつです。
※ 草千里の真ん中にある駒立山の標高。
草原の背の高い草の上には、ふつう、雪は積もりません(写真手前)。
草を喰む放牧馬のおかげで、草が短い草千里は、”草原と雪”という珍しい景色を楽しむことができます。
この日は、凍った池の上で遊んでいる人もいました。
これは、2021年12月の早朝。
雪こそ積もっていませんが、氷の池だけでもきれいでした。
草千里周辺の美しい樹氷も見どころです。
標高が高く、−10℃以下もザラなので、防寒対策は入念に!
草千里 | |
住所 | 熊本県阿蘇市赤水 |
TEL | 阿蘇市観光課:0967-22-3174 |
アクセス | 熊本ICから50分・阿蘇神社から25分 |
駐車場 | たくさん・乗用車500円/台 |
所要時間 | 30分 |
持ち物など | スタッドレスタイヤ 防水の靴かレインブーツ・手袋 |
まとめ
南国の九州でも雪国の景色を楽しめるなんて、阿蘇はすごいですね。
寒いのは嫌だけど、こんな絶景が見れるなら、冬は寒ければ寒いほどいい…なんて、思ってしまいます。
ちぃ
運転と靴には注意!
今回ご紹介した阿蘇の三大氷を含め、冬の阿蘇観光は、人も車もしっかり冬支度してお楽しみくださいね!
この記事の内容は、2021年12月時点の情報です。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。