甘くて美味しい、阿蘇のスイートコーン。
この記事では、阿蘇の中でも特に美味しいと評判のとうもろこし農家、
「コーンハスカ農場」をご紹介します。
なんといっても、糖度20度超えはざら!
フルーツで言えば、バナナ並み。
ぜひ一度ご賞味いただきたいとうもろこしです。
ちぃ
林業ときどき農業主婦の
ガイド兼ライターのちぃです!
目次
コーンハスカ農場について
こんな農場です!
【コーンハスカ農場】
阿蘇でとうもろこし農家50年!
市原ケイキッチャン(啓吉さん)のスイートコーン。自然農法・朝採り・糖度20度越え!
”ここのを食べたらよそのは食べれん”
と地元でも評判。人気のため、夏ギフトは予約必須! pic.twitter.com/quZud7G6g8
— ちぃ@あそびなっせ (@chii_asobinasse) July 21, 2021
阿蘇市の坂梨、外輪山のふもとにあるコーンハスカ農場。
ケイキッチャンの愛称で親しまれている市原啓吉さんと恵美子さんのご夫婦で営んでおられる小さな農場です。
1日あたり収穫できるのは約600本前後。
甘さだけでなく旨味やコクも濃厚で、あふれでる生の果汁⁈はコーンスープそのもの。
ここだけの話、直接自宅へ買いに来られたり、個人的に注文されるお客さんが増えていて、お店(道の駅阿蘇・四季彩)に出荷できる分は本当に限られています。
まさに、知る人ぞ知る、阿蘇とうもろこしの穴場。
市原さんちのとうもろこしは全部、露地栽培。
本当に阿蘇の高原で育てているので、収穫時期は7月初め〜8月下旬の2ヶ月間ほど(変動あり)。
市原さんちの方針は”安心と美味しさ優先”で、生で食べても美味しいスイートコーン。
徹底した減農薬・有機栽培に取り組んでおられる生産者さんです。
食べてみた!バナナ並みのとうもろこし
コーンハスカ農場で育てているのは、”恵味ゴールド”。
粒皮が薄くて特に甘い品種です。
生でも美味しいのは、実の皮がうすくてやわらかい恵味ゴールドならでは。
早速、いただきます。
ちぃ
とってもジューシー!
生で食べても美味しいけど、加熱しても絶品。本当に甘いです。
これを食べたら他のは食べれない…と、みんな言うのがよく分かります。
茹でると栄養分や味が流れ出てしまうので、レンジでチンするか蒸すのがおすすめ。
ふつう糖度16度あればスイートコーンと言われていますが、ケイキッチャンの恵味ゴールドは、糖度20度以上がざら。
※ 個体差あり
甘さだけでなく旨味やコクもあって、抜群の美味しさです。
生の果汁なのに濃い黄色(糖度計の上の部分)で、コーンの”ミルク”みたい。
ちぃもここ数年、夏は毎日、市原さんちのお手伝いに行っていますが、これまでに見た最高糖度は23.7度!
フルーツよりも甘いとはよく聞くけど、ケイキッチャンちのとうもろこしは激甘です。
道の駅阿蘇の”蒸しスイートコーン”!実は…
道の駅阿蘇のソフトクリーム販売所で、夏限定で販売される、”蒸しスイートコーン”。
実は、ケイキッチャンのとうもろこしが使われているので、ぜひ試してみてください。
ちぃ
もし道の駅阿蘇に商品がなければ、ネットショップASOMOで注文できます!
※ 道の駅阿蘇では生産者指定ができなくなりました。
甘さのひみつ①野草たい肥
コーンハスカ農場は土づくりからこだわっていて、野草たい肥ももちろん自家製。
化学肥料を使うと甘さの質や日持ちに影響があるんですって。
実際に食べ比べてみると・・・
化学肥料を使ったとうもろこしは、甘さのあとにえぐみが残ります。
日にちがたつと甘みが抜けて味がなくなってしまうのに対し、
野草たい肥で育てたとうもろこしは、えぐみや雑味が全くない自然な甘さ。
日にちがたって甘みが少し落ちても旨味とコクがしっかりあるので、そんなに味の変化が激しくないんだそう。
甘さのひみつ②毎日5時半から朝採り
コーンハスカ農場では、収穫はすべて朝採り。
なぜなら、とうもろこしがいちばん甘さを蓄えるのが、夜明け頃だからです!
前日の夕方に収穫して翌日朝イチで出荷するのではなく、新鮮で美味しいスイートコーンのために、あえて朝早くに収穫しています。
ひとつひとつ選別して、梱包していくので、地元のお店に並ぶのは9時前後。
もぎたてのとうもろこしは、みずみずしくてとっても美味しいです。
どこで買える?ケイキッチャンのとうもろこし
お店で買う
朝採りのため出荷時間は少し遅めですが、だいたい9時頃にはケイキッチャンのとうもろこしが店頭に並びます。
四季彩では、お店まで取りに来れる方のみ、店頭での個人依頼・予約も受け付けています。
- 生産者名:市原啓吉 & 恵美子
- ”恵味ゴールド”のラベル
- ”草原再生”の緑のマーク(上の写真参照)
商品の種類 | 価格(目安) |
ネット5本組(大) | 約1,200円 |
皮付き2本組 | 390円〜(サイズ次第) |
皮むきカット(800~900g) | 約500円 |
新鮮さが長持ちするのは皮付き。
すぐに食べれる手軽さが人気なのは、皮むきカット。
ラベルには茹で方が書いてありますが、蒸すかレンジがおすすめ。
レンジの場合は、ラップをするか、とうもろこしのうす皮を残して加熱。
ただし、個人依頼の地方発送や、市原さん宅へ直接買いに来られるお客さんも多く、
お店で販売できる数は限られています。
お店で見かけた時はラッキー!ぜひお早めに。
皮付きなら、冷蔵庫(野菜室)で1週間は持ちますが、美味しさ優先なら、できるだけ早目に食べるか、実(粒)を外して冷凍するのがおすすめ。
ネットショッピングで買う
オンラインで買うなら、ASOMOのネットショップで!
ショップ | 量 | 料金 |
ASOMO | 約2.5kg(約8本) | 送料別2,000円 |
約5kg(11〜14本) | 送料別3,250円 |
※ 税込価格。本数はとうもろこしのサイズ次第で変動。
美味しいとうもろこしの見分け方
- 外側の皮がきれいな緑色で枯れていないもの
- 先端のヒゲが干からびていないもの
- ポリ袋の内側が濡れていないもの
とうもろこしは収穫して時間が経つと、外側の葉っぱが枯れ始めます。
ヒゲが湿っているのは新鮮な証拠。
(収穫時のコーンは朝露で先端のヒゲが濡れています。)
当日収穫したもので、袋の内側が汗をかくことはないそうです。
まとめ
糖度20度以上、
生で食べても美味しいコーンハスカ農場のとうもろこし。
野草たい肥を使ったこだわり栽培だから、えぐみも雑味も全くない自然の甘さで、
その濃厚な旨味やコクは一度食べると、もうやみつき。
市原さんちのスイートコーンは、ご自宅用や夏ギフト用としても大人気です。
お店で販売できる量は限られているので、どうしても食べてみたい方は、ASOMOのネットショッピングがおすすめ。
コーンハスカ農場、市原ケイキッチャンのとうもろこし、ぜひ一度、食べてみなっせ〜♪
予約が多すぎて、個人での依頼・注文はこれ以上対応できないとのことで、コーンハスカ農場の連絡先はこの記事に掲載していません。ご了承ください。
コーンハスカ農場 | |
生産者 | 市原啓吉 & 恵美子 |
生産地 | 阿蘇市一の宮町坂梨 |
品種 | 恵味ゴールド(スイートコーン ) |
こだわり | 露地栽培・野草堆肥農法・朝採り |
糖度 | 平均20度 |
時期 | 7月初旬〜8月中旬(天候次第) |
販売店舗 | 道の駅阿蘇|四季彩 |
ネットショップ | ASOMO |
この記事の内容は、2022年7月時点の情報です。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。