今回は、旧女学校跡にある、かんざらしの店「結」へ行ってきました。
美味しい甘味処としても有名ですが、
旧女学校時代の校長室と教室だったというお店の造りが、とにかくすごくて、
家の中なのに、天然のそうめん流し(通年)ができちゃうんです。
いろんなメニューに、上手にクレソンが使われているのも、「結」ならでは。
ちぃ
林業ときどき農業主婦の
阿蘇大好きライターの ちぃ です!
この記事では、旧女学校跡、かんざらしの店「結」についてご紹介します。
目次
かんざらしの店「結」について
よみかた:ゆい
どんなお店?
お店の名前のとおり、「結」は、寒ざらしとぜんざいのお店。
甘味処ですが、そうめん流しや、あか牛のにゅうめんも大人気です。
現在、”旧女学校跡”には、「結」も含めて6軒の人気店があります。
「結」のオーナーさんご夫婦が、廃屋だった旧女学校跡を、買い取ってお店を始めたのが、
今の”旧女学校跡”の始まりなんですって!
家の中は広い土間。靴のまま入ります。
玄関や入り口はないので、屋根の下の土間に入るという感じです。
外と変わらないので、夏は涼しいですが、冬はコートは脱げないかも。
何より目を奪われるのが、お庭も土間も、家中のあちこちから湧水が流れてているところ。
クレソンがお店のイチオシなのも納得です。
夏は、直接コップに汲んで、湧水(お冷)飲み放題。
年中一定の13.5℃なので、夏は冷たくて美味しいでしょうね。
(逆に、冬は温かく感じます。)
もちろん、サイダーも湧水で冷やしてあります。
ちなみに、奥にはこたつ席が1つ。
私たちが行ったのは寒い雪の日だったので、こたつで温かいお茶をいただきました。
もちろん、家の中とはいえ、ここは外。
阿蘇の寒さでお茶もすぐ冷めますが、こたつに入っているとぽっかぽか。
温かいおっかさんとの話に花も咲き、そんなに寒さは感じませんでした。
おっかさん(オーナーさん)によると、ここ、かんざらしの店「結」は、旧女学校時代、校長室と教室に使われていた建物とのこと。
この写真のお部屋が、昔の校長室だったそうです。
そして、レトロな黒板と机と椅子が並ぶ店内の座席は・・・
そう。女学生たちの教室だったところです。
さてさて、建物の話が長くなりましたが、そろそろ肝心の食レポにうつりたいと思います。
かんざらし・黒みつ(きなこ付)
まずは、「結」の看板商品、かんざらし。
きなこ付きの黒みつと、生姜味の白みつと2種類ですが、今回は、黒みつをいただきます。
ちぃ
トゥルントゥルン♪
クリアですっきりした味は、湧水だからでしょうか…。
緑の白玉は抹茶とも、よもぎとも言えない味。
なんと、クレソン入りの白玉でした!
そして、付け合わせも、クレソンのポン酢和え。
これがまた超美味しいんですよね〜。
夏はトマトに変わるので、冬のかんざらし、ぜひ一度ご賞味ください。
ぜんざい
次は、栗と白玉入りのぜんざい。
ちぃ
お母さん世代が作るぜんざいって、どうしてこんなに体に染みるんでしょう…。
昔、おばあちゃんが作ってくれたぜんざいを思い出すような、時々食べたくなる味です。
くどいですけど、クレソンのポン酢和え、苦味が全然なくて、とっても爽やか。
クレソン苦手なちぃの弟くんでも、ペロッと食べてしまいました。
※ 夏はトマトになります。
阿蘇あか牛にゅうめん(冬)
クレソン、ネギ、かまぼこ入り、冬限定の阿蘇あか牛にゅうめん。
ちぃ
体中に染みる・・・。
上品だけど、しっかりしたあか牛のお出汁。
寒い時に食べると、本当にあったまります♪
700円とお手頃価格なのに、お肉いっぱい入っているし、”あか牛食べたいなぁ”って思ってる人に、おすすめの一杯です。
湧水そうめん流し(夏)
冬場はお休みなので、今回は食べれませんでしたが、夏の大人気はこれ。
家の中(土間)で、湧き出たばかりの湧水でいただく、そうめん流し。
レジ前には、そうめん流し用の順番札がいっぱい並んでいました。
また夏に食べに来ようと思います!
メニュー・料金・支払方法
メニュー | 料金 |
かんざらし・黒みつ(きなこ付) | 500円 |
かんざらし・白みつ(しょうが蜜) | |
ぜんざい(栗・白玉入り) | 600円 |
湧水そうめん流し(夏) | 700円 |
阿蘇あか牛にゅうめん(冬) | |
天然わさび | 100円 |
ビール(ハイネケン) | 400円 |
ノンアルコールビール | |
天然サイダー(プレーン・しそ) | 250円 |
※ 税込価格
お支払いは、現金のみです。
土産品:”結”限定クレソンそうめん他
「結」のおっかさんのおすすめ、”クレソンそうめん”。1袋(200g)500円です。
試しに、”クレソンそうめん”と検索してみましたが、ヒットしたのはここ「結」だけ。
オリジナルのクレソンそうめんは、「結」のお土産コーナーか、ネットショップで買えます。
参考 手延クレソンそうめんASOMO(アソモ)他にも、純正しもだの馬油や、楠本自然農園のはちみつ(日本みつばち)や、
レトロな食器や骨董品などもあります。
アクセス・駐車場・トイレ
かんざらしの店「結」は、旧女学校跡にあります。
阿蘇神社から徒歩5分ほどの距離です。
車 | 熊本ICから約55分。 |
JR | 宮地駅から徒歩20分。 |
阿蘇神社の前の通り、県道110号線から曲がります。
曲がって50mくらいのところに、旧女学校後の共同駐車場があります。
入口は狭いですが、
約20台は停めれる広さの砂利駐車場があります。
近いので、阿蘇神社周辺の駐車場から歩いて来ることもできます。
共同トイレは、駐車場側から見ると、右手前の建物。
カフェTien Tienの右隣です。
まとめ
女学校時代は、校長室と教室だったという、かんざらしのお店「結」。
今は、おっかさんの腕と、湧水と、クレソンの合わせ技が光る、美味しい甘味処へと生まれ変わっています。
ちぃ
旧女学校跡へお越しの際は、まず、旧女学校跡のオーナーさん&第1号店の「結」へ、足を運んでみてくださいね。
旧女学校跡の他のお店についてはこちら

かんざらしの店 結 | |
住所 | 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3204 |
TEL | 0967-22-5488 |
営業時間 | 10:00〜18:00(水曜定休) 冬は17:00頃まで。 |
駐車場 | 約20台 |
支払OK | 現金のみ |
WEB | 食べログ |
この記事の内容は、2022年1月時点の情報です。
あくまでも個人の感想ですので、ご参考までに。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。